パン・デ・デューの〈視点〉を探れ!(旧)

約20年の活動内、主に '05〜'19期の活動が閲覧できます。新基地検討中。
〈競争〉嫌い〈共創〉好き...な2人が通りますよ。どうぞよろしく!
Vienna Art Orchestra 最新 CD
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↑ さて、その third dream のジャケットを開けてみた所。

収録曲12曲のうちの 6曲目「Burning more than a WEEK」(訳: 1週間以上燃えてる(?)) の動画(とはいえ演奏風景は無く、ユニークな映像アート(?!))を偶然みつけたので是非お聴き下さい。超シブイ曲です。



ちなみに編成は・・・

・ソロ・プレーヤー: トランペット/サックス(複数)/アルトサックス/フルート/声
・ブラス     : トランペット/フレンチホルン/トロンボーン
・木 管     : フルート/オーボエ/クラリネット/バスーン
・弦       : 第1ヴァイオリン/第2ヴァイオリン/ヴィオラ/チェロ
・リズムセクション: ピアノ/ヴィブラフォン/パーカッション/ベース

コンポーザー兼リーダーの Mathias Ruegg も含め20名。内、複数楽器を兼ねている人が3名。(ピアノやベースが「リズムセクション」という所がユニーク。)ほとんどの曲がほんの1年程前の録音なので、さらにモダンでカッコイイです。

あれやこれやの影響や刺激・・・ もらって取り込んで我々も前進し続けてます。
23:28 | ☆ Walti | comments(0) | trackbacks(0)| - |
私の好きなバンド Vienna Art Orchestra
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Vienna Art Orchestra というウィーン出身の JAZZ のビッグバンドがあります。数ある中でイチオシの動画が ↓ コチラ。(後半モーツァルト演奏し出します。)



私はこのバンドが昔から大好きで、学生時代、ベルン(=スイス首都 =私の母校音大所在地) と ルツェルン(私のホームタウン)の2ヶ所でライブにも行きました。(上の動画のメンバーは、ちょうどその頃と同時代。)

写真は、Yuki がウィーンでみつけて私にくれたCD。「third dream」というタイトルは、モダン・ジャズ・カルテット(Modern Jazz Quartet) というバンドの「third stream」というアルバム・タイトルを文字った(?)と思われます。「third stream」 = クラシックとジャズ、両方の要素を組み込んで生まれた「第三の流れ」。「third dream」(第三の夢)は、そのまた新世代版・・・といった所?

先日ご紹介した「フレアーク」にしても、とにかく私は、このようなオリジナリティ溢れるバンドがとても好き。

ちなみに Yuki の師匠 ハンネス氏 は、実は、この Vienna Art Orchestra の 元メンバー(ドラマー) の親友(共演も度々)です。
10:28 | ☆ Walti | comments(0) | trackbacks(0)| - |
オーラを変えよう
意識を変えればオーラが変わる。
そうすれば説明も要らなくなる。

事態が変わる。周囲も変わる。
事実はあとからついてくる。

まずオーラを変えよう。

そのためには...

外堀ばかり固めないで内面をとことんみつめよう。
13:58 | ☆ Yuki(短い独り言) | comments(0) | trackbacks(0)| - |
私の心の友 Marius Preda
我々が何度かゲスト・パフォーマーとして招かれた、スイスで毎夏開催される「Arosa 国際パンフルート・フェスティバル」では、「タラゴット/ベース/ツィンバロン/アコーディオン/パンフルート」編成のルーマニア・バンドが常時、ルーマニア舞曲で雰囲気を盛り立てます。

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メンバーは、ほぼレギュラー。行く度、お互い再会を喜んでいるわけですが、中でも 異色ツィンバロン奏者 Marius Preda (マリウス・プレダ) は初対面から意気投合。

「ミュージシャンとして同じ匂いがする」というか「ソウルが同じ」というか、とにかく波長が合う。特に彼のソロ演奏時はフリージャズの香りがプンプンで、Yuki に言わせると「ウォルティのツィンバロン版」だそうです。

彼と空き時間に即興で合わせてみたら、案の定、お互い「生き別れになってた双子?」と思えるほど、息がピッタリでした。来日ツアーも夢見てる彼とは、いずれ共演の機会を作りたいと思ってます(ヨーロッパでも日本でも)。

そんな奇才(?)マリウスが、先の記事で紹介したオランダのバンド「フレアーク」と共演してる映像 を、ある方に教えていただきました。

マリウスはルーマニア人ですが、オランダに住んでるので充分あり得る話。

尚、この「フレアーク」の映像は先の記事で私が紹介した映像より、かなり新しく近年のもののようです。(ちなみに一番右の奏者が吹いてる楽器は、パンフルートの南米バージョン=「サンポーニャ」と思われます。)

《その後、'11 秋「フレアーク」来日時、東京でのライブに駆け付け再会した記事は コチラ 。》
17:08 | ☆ Walti | comments(1) | trackbacks(0)| - |
只今 Pan-Flute Lesson 中
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パンフルート・レッスン風景を部屋の外からコッソリ撮ってしまいました。

この方は最近、サイトのメール・フォームから問合せがあった新しい生徒さん。先週(土)が初レッスンでした。何年か前にパン・デ・デューのステージを観て下さっているとか。パンフルートはご自分でも既に吹いていらしたそうで、楽器もお持ちでした。スイスのムルクさん(我々もゲスト演奏を何度かさせて頂いた AROSA 国際パンフルート・フェスティバルの主催者)制作のパンフルート。(秘やかな「マイペース愛好家(?)」も、おられる所にはおられるのですね。)少し遠いですが、隔週でいらっしゃることに。

楽器お持ちでなくても色々な購入ルートご紹介します。話し合って色んな曲でアプローチしていきますし、おすすめ教材もご紹介します。ウォルティ自身のギター伴奏や、教材付録の音源CD(パイプオルガン等の)も利用。小1時間ですが、もんんんのすごい充実内容ですよ。パンフルートに関してだけでなく、音楽全般の世界も広がります。

・・・といった宣伝を、サイトでもせにゃあかんな。。。
09:33 | ☆ Walti | comments(0) | trackbacks(0)| - |
私の好きな Pan-Flute 入りバンド Flairck
ウォルティです。

パンフルートに関して前記事の様な主義主張を唱えた私が、昔から気に入っているバンドをご紹介しておきます。パンフルートの奏法も使われ方もバンド全体の音楽も非常にオリジナリティがありユニーク。

フレアーク( Flairck ) という、オランダで70年代から活動しているアコースティック・バンド。メンバーを交替しながら現在も活動中。ギター、ヴァイオリン、フルート、アコーディオンを核として、古楽器など色々なゲストが加わります。ジャンル分けするのが難しく、ジャズ、民族音楽、ロック、フォーク、現代音楽など様々な要素が生かされた、まったく独自の音楽。ライブでは、ボディパーカッションや舞踏などいろいろなパフォーマンスも含まれます。

簡単な日本語の解説は コチラ

実は、我々がよくやる De StoomwalsSofia も、このバンドの曲です。

《その後、'11 秋「フレアーク」約20年振り来日時、東京でのライブに駆け付け交流の機会が持てた記事は コチラ 。》
11:19 | ☆ Walti | comments(2) | trackbacks(0)| - |
私はこのように考えてます
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私はパンフルートで出来る事は、固定観念にとらわれずどんどん挑戦 していきたいし、この楽器の可能性を最大限に引っ張り出していく つもりです。私のパンフルートは一般的なパンフルートのイメージを期待する人にはちょっとショッキングな部分もあるかもしれません。もちろんパンフルートならではの心癒される曲もプログラムに入れますが、それだけではない色んな面(激しい部分や躍動的な部分など)も紹介したい 、と強く思ってる所があります。

洋の東西問わず、伝統楽器で新しいスタイルの演奏をする人は色々出て来てますが、パンフルートはどうしても楽器自体が「癒し」のイメージが強すぎるのか、あまり革新的な試みを積極的にされていないですね。もちろん、皆がそうなってはつまらないし、パンフルートならではのイメージを大切にする奏者の方々も皆それぞれに素晴らしい。ただ、私には私の音楽性でしか表現できない事がある ので、それはもう「役割分担」と言うしかない。

癒されるだけでは世の中は変わらないのでは。前向きに生きる力を与えたり新しい世界への扉を開いたり もパンフルートは出来るはず。もともとパンフルートが発展したルーマニアでも“踊り”の中で使われたり、と、その音楽は躍動感あふれるものだったし、牧神パン(自然の神)も悪戯好きで、人間に悪さばかり・・。パニック(PANNIC)の語源も「パン(PAN)が来ると人間がビックリして逃げる」所から来てるのです。つまり「自然は優しさだけじゃなく、厳しさも兼ね備えてる」という事。「物事は裏も表も観るべし」というのが私の主義。(Yuki も同じく)

PAN を辞書で引くと、「全て(all)」 という意味も出てきます。漢字にすると「汎(はん)=森羅万象に含まれる一切の物」“パン・デ・デュー” では PAN(牧神)が象徴する「自然」を、広い意味で「光も闇も含めた大宇宙の営み全て」と、とらえてます。 実は 日常生活にも、至る所や瞬間に「汎」はある わけです(これは長くなるのでまたの機会に)。

「光と闇」「静と動」「東と西」「男と女」「クラシックとジャズ」「古代と現代」「素朴と洗練」・・・これら全て大宇宙の中に「在る」もので、“パン・デ・デュー”の中にも「在る」要素。これらの 「優劣」などつけようのない(宇宙には「上」も「下」も無い)相反する世界同士を「摩擦」させながらも「調和」させ「新たな別の世界」を作っていく(星同士が衝突して新星が生まれる様に)のが、我々のテーマ。

ですから “パン・デ・デュー” サウンドは、「既にある何か」と比較したりでなく「新しい世界」と思って 心を「空」にしてお聴き下さい ね。そうすると、かなり凄いメッセージがキャッチしていただけるはず です。パンフルートへの思い入れから、デュオや宇宙の話にまで発展してしまいました。では、また折りを見て登場します。
17:01 | ☆ Walti | comments(2) | -| - |